医療ローンと移植手術

日本における医療技術は、今や欧米に肩を並べるほどの高度なものとなっています。特に、がん治療においては世界トップレベルと言っても過言ではありません。

 

日本の医療技術の発展は素晴らしいですが、しかし、まだ移植出術における医療に至っては欧米どころか中国や韓国が先行している状態なのです。

 

臓器移植ができる医師がいないのかと言う、全くそうではなく日本での臓器移植手術が行われるようになったのは、つい最近になってからなのです。

 

日本における臓器移植が発達しなかった理由としては、死に対する倫理的な問題が非常に大きく、心肺停止となって初めて死亡確認される状態では、臓器も死んでしまい移植できるものではありません。

 

しかし、2009年の臓器移植法の施工により、脳死を死亡とする診断ができるようになり、ようやく日本での臓器移植ができる法律ができたことになります。

 

これまで、臓器移植をする人は外国で自己負担により臓器移植を受けるしか手段がないため、1000万円以上という高額な医療費の負担がのしかかっていました。

 

現在においてはほとんどの臓器移植で保険が適用されるだけでなく、高額医療助成の対象にもなりますので、移植にかかる費用負担が大きく軽減されることになりました。

 

ただ、全ての臓器移植で保険が適用されるものではありませんので、症例のない臓器移植では保険が適用されない場合があります。

 

保険が適用されない臓器移植では、1000万円以上の費用を必要とするため、私立病院などでは医療ローンの斡旋を行っている場合があります。